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真説 猟奇の檻 第2章
そこは夢と希望に満ち溢れた世界。
夢は眩い光を煌かせながら宙を舞い、人々は希望に胸を躍らせならがら天を仰ぎ歓喜に笑う。
その世界はファンタージェン。
人々の心のオアシス。
しかし、その世界で夢を奪われた者は、どうやって生きていけばいいのであろう。
夢見ぬ事を、この世界は許さない。
新たな夢を見つけるのか。
他者の夢を喰らうのもいいだろう。
そのどちらも出来ない者は…ただただ闇の深遠に消えるのみ。
この世界には消える方法も用意されている。
作業用大型機器から爪楊枝の制作まで、海外を合わせても数十のビルを持つ、巨大複合企業‘帝国創世新社’。
その本社警備部に在籍していた斉藤剛史は、突如‘ファンタージェン部門’への出向を言い渡される。
コンピューター制御の最新設備を導入した、夢と冒険のハイテクテーマパーク‘ファンタージェン’。
そこでの警備は普通の警備ではなく、テーマパーク内を騎士のコスプレをして行うものであった。
慣れない格好に戸惑いながらも、可愛い女性キャスト達に囲まれた職場を楽しむ斉藤。
だがそんな折。
同僚であるカストーディアルキャスト(清掃員)が、施設の誤作動により事故死する。
その後、送り付けられてきた1通の殺人予告とも取れる謎のメッセージ。
深い眠りの墓所から私は目覚めさまよう。
神との絆を断ち切るため、
失われた花婿を再び愛するため、
その心臓にたぎる鮮血を飲み干すために。
湧き上がる疑心と、広がる噂。
パークの管理システム‘MAOS’を作り上げ、パーク完成目前にして失踪した天才設計技師、草加部総一郎の仕業なのか?
徘徊する白い影。
それは過去、パーク内で自殺を遂げた少女の怨念か?
そして一切の手がかりもないまま、第2の犠牲者が…。
警告とばかりにMAOSにより崩壊するアトラクション。
人々の安全を守るはずであるMAOSが絡み頻発する事故。
犠牲者は2人では終わらない。
パーク全域を管理するMAOSは完全に乗っ取られ、ファンタージェン全域を狩猟場とした殺人ゲームが始まった。
誰が?
何のために?
斉藤は次々と発生する殺人を阻止し、ファンタージェンの裏に隠された謎を究明できるのか?
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